6月24日、楽天生命パークで行われる楽天と北海道日本ハムの3連戦最終戦。23日の試合では、楽天が先発・岸投手の8回2失点の好投と4番・今江選手の勝ち越し弾で接戦を制した。楽天は平石監督代行の下、3勝1敗と好スタートを切っただけに、ここから上昇気流に乗れるか。対する北海道日本ハムは首位・埼玉西武に引き離されない為にも負けられない戦いが続く。ここでは24日の試合の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
楽天→4勝6敗、北海道日本ハム→6勝4敗
【楽天】美馬投手 9試合、1勝6敗 50.1回、30奪三振、28失点 防御率4.65
【北海道日本ハム】加藤投手 11試合、3勝6敗 65回、45奪三振、35失点 防御率4.71
楽天の先発マウンドには美馬投手が上がる予定だ。前回登板17日の阪神戦では7回無失点の好投で待望の今季初勝利を挙げている。今季ここまで1勝6敗、防御率4.65の成績ながら、5月23日のオリックス戦以降、4試合連続でクオリティスタートを達成しており、安定感を取り戻した。24日の試合でもまずは試合を作る投球を披露し、打線の援護を待ちたい。
美馬投手を援護するべく、打線ではベテラン・今江選手に注目したい。23日の試合でも決勝点となる5号ソロを放ち、チームの勝利に貢献。北海道日本ハム戦では22打数11安打、1本塁打、打率.500と抜群の相性を誇っている。24日の試合でもチームを勝利に導く一打に期待したい。
一方、北海道日本ハムの先発は加藤投手が予定されている。前回登板17日の東京ヤクルト戦では6回3失点と試合を作る粘投を見せたものの、打線がわずか1得点に抑え込まれ、今季6敗目を喫した。しかし、楽天戦では5月20日の試合で6回1失点の好投で今季3勝目を挙げている。24日の試合でも、同様の投球で試合を作り、チームの勝利に貢献するとともに、自身の1カ月ぶりとなる白星を飾りたい。
北海道日本ハム打線では杉谷選手の一打に期待したい。23日の試合では初回にプロ入り初となる先頭打者本塁打を放ち、チームを勢い付けた。24日の試合もチーム1のムードメーカーが打撃でもチームを盛り上げる姿に注目だ。
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