復帰戦で失策…源田壮亮「申し訳ない」 “相棒”が語る違い「慣れるには時間かかる」

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2023.5.27(土) 09:00

失策する埼玉西武・源田壮亮※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
失策する埼玉西武・源田壮亮※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

痛烈な打球をはじき適時エラー「ピッチャーに申し訳ない」

■オリックス 4対1 埼玉西武(26日・ベルーナドーム)

 3月のWBCで右手の小指を骨折し、開幕から戦列を離れていた埼玉西武の源田壮亮内野手が26日、本拠地・ベルーナドームで行われたオリックス戦で今季初出場を果たした。「2番・遊撃」で先発し、6回にはチーム唯一の得点となる左前適時打を放ち4打数1安打1打点。ただ、名人芸の遊撃守備では、最初の打球処理で適時失策を犯し、チームも1-4で敗れた。ようやく帰ってきたキャプテンのプレーを、球界最高レベルの二遊間コンビを組む“相棒”の外崎修汰内野手はどう見たか──。

 源田は、打っては4点ビハインドの6回2死二塁のチャンスで、オリックス先発・山岡泰輔投手に対しカウント3-2から、難しい内角低めのスライダーを左前へ運ぶ“技あり”のタイムリーヒット。一塁ベース上で右拳を突き上げ、喜びを爆発させた。「ボールに食らいつきました。今日はイメージ通りのプレーができたと思います」と口元が綻ぶ。

 一方、ゴールデングラブ賞5回を誇る守備では、不本意なシーンがあった。5回1死三塁のピンチで前進守備を敷いていたが、紅林弘太郎内野手が放った痛烈なゴロをはじいた。宙に浮いたボールを外崎が咄嗟に捕り、ホームへ送球するも間に合わず、三塁走者の杉本裕太郎外野手が本塁を駆け抜けていた。

「エラー」と記録されたことが少し気の毒に思えるほど強い当たりだったが、源田は「いやいや、エラーです。捕らないと。悔しいですし、ピッチャーに申し訳ないです」と頭を下げた。バックアップした外崎のプレーには「気付いたら後ろにいました。僕ら二遊間コンビでチームを引っ張っていきたいです」とうなずいた。

「去年までならいい勝負だったと思うが、送球が芝に食われて失速した」

 その外崎は「僕から三塁走者の動きはそれほど見えていませんでしたが、杉本さんが足の怪我を治して復帰してきたばかりであることは頭に入っていた。悪送球にだけはならないように投げました」と振り返る。

 実は、ベルーナドームの人工芝は今季から張り替えられている。外崎は「ゲン(源田)も慣れるには時間がかかると思います。僕も多少神経を使っています。ゲンなりにうまいことやっていくと思いますが、僕からも試合中のコミュニケーションの中で、(新しい芝の)跳ね方の傾向などを伝えています」と明かす。

 源田は7回に、茶野篤政外野手が放った三遊間のゴロを捕球し、ワンバウンド送球及ばず内野安打とする場面があったが、外崎の目には「去年の芝であれば、いい勝負だったと思うけれど、芝に食われて送球が失速しました」と映った。5回の適時エラーについても、「打球にスピンが効いていて、2バウンド目がイメージより高く跳ねたのではないか」と外崎は同情した。

 源田と外崎は同い年で、プライベートでも仲がいい。昨年はゴールデングラブ賞をアベック受賞した、人呼んで「トノゲン」コンビ。2人だけが共有している感覚もあるだろう。外崎は「2人でピッチャーを助けられるようにやっていきます」と請け合った。現在首位に8ゲーム差の5位と低迷しているが、名コンビが復活した守備力で、これから巻き返すはずだ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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