6月22日、交流戦明け最初のカードとなる千葉ロッテと埼玉西武の一戦は、5点を挙げた埼玉西武が完勝。先発の菊池投手は無傷でリーグトップタイの8勝目をマークした。敗れた千葉ロッテは、エース・涌井投手が6回途中5失点と崩れ、チームの貯金は「0」となった。

埼玉西武は2回表、7番・斉藤彰選手の適時打で先制点を奪うと、4回表に5番・森選手、6番・外崎選手の連打でさらに1点を追加。続く5回表にも浅村選手に適時打が飛び出して3点目。千葉ロッテの先発・涌井投手を攻め立て、3対0と着実にリードを広げていく。

援護をもらった菊池投手は5回まで被安打3、無失点に抑える好投を披露。すると打線がそれに応えるかのように、6回表にも2点を追加。エースによる投げ合いが予想された試合は、6回終了時点で5対0と、埼玉西武が大きくリードした。菊池投手は最終的に7回無失点でマウンドを降り、8回裏はヒース投手が無失点に抑えて試合は最終回へ。

9回裏、埼玉西武は3番手・カスティーヨ投手が2死満塁から押し出し四球を許して1点を失うが、後続を切って試合終了。千葉ロッテと埼玉西武のカード初戦は、前半に得点を重ねた埼玉西武が5対1で勝利した。