5月19日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第5回戦は、5対4で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクは初回、外崎修汰選手の7号ソロで先制を許す。直後の1回裏に近藤健介選手の5号2ランですぐさま逆転するも、2回表に陽川尚将選手に移籍後初アーチを許し、同点に追い付かれる展開に。

　しかし2回裏、無死1、3塁の好機から甲斐拓也選手、今宮健太選手に適時打が生まれ、勝ち越しに成功。先発の石川柊太投手は立ち上がりこそ苦戦したものの、以降は7回まで安定感のある投球を見せる。

　石川投手は8回表に適時打を浴びて降板。無死1、2塁から登板したモイネロ選手は、外崎選手に適時打を許すも、ここを最少失点で切り抜ける。1点差の9回表はオスナ投手が登板。中村晃選手の好守も飛び出し、3者凡退で試合終了。

　勝利した福岡ソフトバンクは、石川投手が7.0回114球7安打無四球10奪三振4失点で3勝目。今宮選手、近藤選手がそれぞれ2打点を挙げた。敗れた埼玉西武は、先発の松本航投手が1.2回63球6安打2四球2奪三振5失点。8回表に1点差に迫るも、勝ち越しには至らなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 １１０００００２０ ４
ソ ２３００００００Ｘ ５

西 ●松本航-佐々木健-ボー・タカハシ-青山美夏人-平井克典
ソ ○石川柊太-モイネロ-Sオスナ

文・飯田彩花

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