ゲーム差なしの福岡ソフトバンクとオリックス。リーグ戦再開直後に激突

パ・リーグ インサイト

2018.6.22(金) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)PLM

6月22日、ほっと神戸で行われるオリックスと福岡ソフトバンクのリーグ戦再開後の初戦。降り続く雨の影響で、休養日なしで連戦に突入することとなったオリックスは、21日の阪神戦を引き分けて「パ・リーグ最高勝率」に。パ・リーグ順位表を見ると、0ゲーム差で3位・福岡ソフトバンクと並んでいる。激しく競り合うチーム同士がいきなり直接対決する22日の試合、その見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
オリックス→5勝4敗、福岡ソフトバンク→4勝5敗

【オリックス】山岡投手 11試合、2勝6敗 62.1回、55奪三振、33失点 防御率4.04
【福岡ソフトバンク】石川投手 14試合、7勝3敗 72回、46奪三振、24失点 防御率3.00

22日、オリックスの先発は山岡投手だ。20日の試合が雨天中止となったためスライド登板となる。交流戦では2試合に登板し、10回を投げて6失点と波に乗れなかった。4月22日を最後に白星から遠ざかっており、自身4連敗中。相手は0ゲーム差で並んでいる3位・福岡ソフトバンクであるだけに、今回の登板にかかる期待は大きい。

対する福岡ソフトバンクの先発は石川投手。前回登板の巨人戦では6回5失点と苦しんだが、デスパイネ選手や内川選手が復調の兆しを見せていることは明るい話題だ。打席に立つ必要のないリーグ戦で本来の調子を取り戻し、Bクラス転落は何としても阻止したい。

野手の中では注目選手として、オリックスからロメロ選手、福岡ソフトバンクから上林選手を挙げたい。ロメロ選手は交流戦最終戦となった21日の阪神戦で、「完璧」と自画自賛する先制弾を描いた。上林選手は19日の東京ヤクルト戦で交流戦12球団トップとなる7本塁打。お互いを意識せずにはいられないチーム同士、22日は2人の大きな一発に期待がかかる。

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