6月21日、甲子園球場で行われている阪神とオリックスの交流戦最終戦。8回表、吉田正選手が会心の一打と気迫のタッチを見せて、土壇場でオリックスが逆転に成功した。
1対2とオリックスが1点を追う8回表、1死2塁から代打・小谷野選手が同点打を放って試合を振り出しに戻すと、2死2塁から4番・吉田正選手が阪神・桑原投手から右翼手の頭上を越える会心の一打を放つ。
これで2塁走者が生還したが、打った吉田正選手は3塁を通過したタイミングで右足首を痛めて倒れ込む。しかしとっさにほふく前進で3塁ベースに戻り、何とかタッチして勝ち越し点をもぎ取る気迫を見せた。チームはこれで3対2と逆転に成功。なおその後、吉田正選手は立ち上がって歩くこともできず。コーチに抱えられてベンチ裏に下がった。
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