4月28日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第3回戦は、4対3で千葉ロッテが勝利した。
開幕から20イニング連続無失点中の佐々木朗希投手が先発。初回に宗佑磨選手、森友哉選手の二塁打で先制を許すと、4回裏には1死満塁から茶野篤政選手の適時打、紅林弘太郎選手の犠飛で2点を失う。しかし5回以降は立て直し、7回106球8安打3四死球8奪三振3失点でマウンドを降りた。
打線は5回表、中村奨吾選手の安打、ポランコ選手の四球、佐藤都志也選手の犠打で1死2、3塁の好機を演出。藤原恭大選手の適時二塁打で2点を返すと、続く藤岡裕大選手にも適時打が生まれ、試合を振り出しに戻した。以降は両軍のリリーフ陣が踏ん張り、3対3のまま延長戦へ突入。
同点で迎えた10回表、藤原選手、藤岡選手の四球、岡大海選手の安打で1死満塁から、山口航輝選手の犠飛で勝ち越しに成功。10回裏は益田直也投手が3者凡退で締め、4対3で試合は終了した。佐々木朗投手は日本人選手最速タイとなる165km/hを計測。中村奨吾選手と安田尚憲選手は2安打を放った。
一方敗れたオリックスは、先発の山崎福也投手が4.2回71球5安打1死球3奪三振3失点で降板。なお、9回表に登板した平野佳寿投手が日米通算800試合登板を達成。打線では宗佑磨選手が猛打賞と気を吐いた。
12345678910計
ロ 00003000014
オ 10020000003
ロ 佐々木朗希-ペルドモ-○澤村拓一-S益田直也
オ 山崎福也-吉田凌-山崎颯一郎-本田仁海-阿部翔太-平野佳寿-●近藤大亮
文・輿水佑一郎
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