6月18日、横浜スタジアムでは横浜DeNAと埼玉西武の交流戦最終戦が行われる。雨天中止となった6月6日の振替試合にあたるこの一戦。17日に中日に敗れた埼玉西武は、改めて同一カード3連勝を目指して横浜入りする。ここではその見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
横浜DeNA→0勝2敗、埼玉西武→2勝0敗
【横浜DeNA】飯塚投手 6試合、0勝4敗 32.1回、24奪三振、13失点 防御率3.62
【埼玉西武】多和田投手 11試合、7勝2敗 72.2回、49奪三振、31失点 防御率3.72
埼玉西武の予告先発は多和田投手。前回登板の巨人戦では7回5失点を喫し、試合を作れたとは言い難い。ここ数試合は球数の多さが目立っており、開幕直後の好調さはひと段落ついたと見るべきだろう。17日の中日戦では投手陣が打ち込まれ、試合序盤の大量失点を取り返せないまま大敗した埼玉西武。課題と言われ続ける投手陣に安心をもたらすため、その右腕にかかる期待は大きい。
埼玉西武打線では森選手に引き続き注目。16日に1人で5打点を叩き出すと、打線全体が中日の藤嶋投手を攻めあぐねた17日も、バックスクリーンに2ランをかっ飛ばして気を吐いた。パ・リーグ2位の北海道日本ハムはもう2ゲーム差まで迫ってきている。ここまで守り続けてきた首位の座を、悪い流れに飲まれたままで譲り渡すわけにはいかない。若獅子のバットが調子の波の激しい打線をけん引できるだろうか。
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