6月17日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと東京ヤクルトのカード最終戦。2007年以来の交流戦制覇へ、一つも負けられない状況で迎えたゲームだったが、首位の東京ヤクルトに敗れ、惜しくも逃す結果となった。
先発・加藤投手が初回に1点を失うも、3回裏に打線が反撃。先頭の8番・清水選手が左前に安打を放って出塁し、中島卓選手がきっちりと犠打を決めて二進。トップにかえり、西川選手の内野ゴロの間に3塁へ進むと、続く2番・大田選手が中前に適時打を放ち、1対1。試合を振り出しに戻す。
2回以降は加藤投手が立ち直りを見せ、走者を背負いながらも要所を締める粘り強い投球を展開。持ち味前回で相手打線の追加点を阻止し続けていく。
しかし、6回表に差し掛かり、球数が80球を過ぎたあたりで再びピンチを背負い、このイニングだけで3安打を浴びて2点を失ってしまう。
さらに8回にも2点適時二塁打を浴びて1対5。反撃を見せたい打線も、2桁12安打を放ちながら、先発・小川投手、中尾投手、近藤投手、石山投手という東京ヤクルトが誇る勝利の方程式に抑え込まれ、わずか1得点のみ。初戦、2戦目と連勝でカード勝ち越しこそ決めたものの、2007年以来の交流戦制覇は逃す形となった。
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