千葉ロッテサヨナラでパ・リーグ勝ち越し決定

パ・リーグ インサイト

2018.6.17(日) 17:38

千葉ロッテマリーンズ(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ(C)PLM

6月17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと巨人のカード最終戦。今カード一度もタイムリーが出ず苦しんでいた千葉ロッテだったが、9回裏、投手陣の力投に報いる平沢選手の殊勲打で、2対1と劇的なサヨナラ勝利を飾った。

試合は第2戦に引き続き、千葉ロッテ先発・酒居投手と巨人先発・内海投手による投手戦となった。両先発が万全の立ち上がりを見せ、試合中盤までスコアボードには0が並ぶ。

5回表、巨人がスクイズで先制に成功。ただその後も静かな展開が続き、両チームの打線は走者こそ出すものの得点に結び付けることができない。1点を追う千葉ロッテ打線は、好投を続ける酒居投手を後押ししたいところだったが、なかなか巨人投手陣を打ち崩せず。

酒居投手が6回1失点でマウンドを降りると、2番手の大谷投手、3番手の益田投手、4番手の南投手も1イニングずつをそれぞれ無失点。巨人を9安打1得点に抑え込んで、最後の逆転に向けて望みをつないだ。

9回裏、投手陣の力投に応えるべく打線が奮起する。先頭の角中選手が安打で出塁すると、続く清田選手が四球を選び、3番・鈴木選手がバントヒット。そしてこの無死満塁の好機で代打・三木選手はゴロに倒れるが、その間に走者が生還して同点に追い付き、最後は8番・平沢選手が巨人・カミネロ投手の2球目をはじき返す劇的なサヨナラ打。

千葉ロッテと巨人のカード最終戦は、平沢選手の一打で逆転した千葉ロッテが2対1で勝利した。なお、この勝利により、今季の交流戦におけるパ・リーグの勝ち越しも決定した。

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