ホークス投手陣が大炎上 工藤監督は先発・中田賢一に…「やっぱり初回だよね」

Full-Count 藤浦一都

2018.6.17(日) 17:21

福岡ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
福岡ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

中田が初回4失点で計8失点、指揮官は「ファンに申し訳ない」

広島 13-4 ソフトバンク(17日・ヤフオクドーム)

17日、ソフトバンクは広島に投打で完敗。交流戦3度目の同一カード3連勝を逃すとともに、オリックスに抜かれて再びリーグ4位に転落した。

プロ通算100勝目を狙って先発した中田賢一が、初回に2つの四球を絡めて4失点。中田は6回に無死満塁から2点適時打を許して降板すると、2番手の笠谷俊介、3番手の岡本健も炎上して、この回一挙8点を献上。4番手の寺原隼人も失点し、終わってみれば8四死球と被安打14で今季ワーストの13失点を喫した。

一方の福岡ソフトバンク打線は広島の先発・九里亜蓮に翻弄され、8回までわずか3安打。9回に塚田正義のソロ弾とデスパイネのこの日2本目のバースデーアーチで抵抗は見せたものの、4-13という大差で敗れた。

試合後の工藤公康監督は「やっぱり初回だよね。あとはポンポンとリズムよく投げていたんだけど…まあ、こういうゲームもあります」と、中田の初回の4失点を悔やんだ。また、2番手に送り出しながら1死も取れずに3失点した笠谷については「厳しい場面で行かせたくなかったんだけどね。悪いことをしたかな。1個1個のボールは悪くなかったけど、あれだけ相手が勢いづいたところではね」と、かばうように語った。

「それでも途中から出た人(塚田、江川智晃)が打ってくれたり、デスパイネも集中力を欠かさずに打ってくれたことは次につながる」と9回の攻撃を振り返った指揮官。最後に「今日はたくさんのファンが来てくれたのに、こういうゲームをしてしまって申し訳ない。また切り替えてやっていきます」と、ホークスファンへのお詫びを口にして会見を終えた。

記事提供:Full-Count

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