6月17日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと広島のカード最終戦。セ・リーグ首位を相手に同一カード3連勝、そして中田投手が自身100勝にリーチをかけて臨んだ一戦だったが、終わってみればワンサイドゲームとなった。
先発・中田投手は「フォアボールからの失点がもったいなかった」と若田部投手コーチが語ったように、初回から先頭に四球を与えてピンチを背負い、いきなり4失点。苦しい立ち上がりとなる。
その後は「フォアボールからリズムが悪くなってしまっているので、 もう一回、自分のリズムと早く追い込めるように」との若田部コーチの言葉どおり、打たせて取る投球で良いリズムを生み、2回から5回まで無失点に抑え続ける。
しかし6回表に連打と四球からピンチを招くと、後続を断ち切れずに4失点。救援陣も相手の流れを止められずさらに4失点。中盤に試合を決定付けられてしまう。
反撃を見せたい打線も、5回裏に5番・デスパイネ選手が2試合連続となる15号ソロ、9回裏には塚田選手に3号ソロ、デスパイネ選手に2発目が生まれたものの、大量失点が響き完敗を喫する形となった。
交流戦も残すところあと1試合。4連覇は逃すこととなったが、少しでも良い形でリーグ戦再開を迎えるためにも、19日に行われる東京ヤクルトとの一戦は必勝といきたい。
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