◇東北楽天対埼玉西武 第2回戦（5日・楽天モバイルパーク宮城）

　東北楽天・松井裕樹投手がNPB史上9人目となる通算200セーブを達成した。

　1点リードで迎えた9回表、先頭・山川穂高選手に二塁打を許すと、四球と犠打で1死2、3塁の大ピンチに。しかし、ここから守護神が本領発揮。まずは佐藤龍世選手を空振り三振に仕留めると、最後は代打・中村剛也選手を中飛に打ち取った。打球の行方を見届けた左腕は、両手を挙げホッとしたような表情ののち、捕手と抱き合い笑顔を見せた。

　27歳での200セーブ達成は、昨年同記録を達成した横浜DeNA・山崎康晃投手（29歳10カ月）を抜いて史上最年少。

文・菊地綾子

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