6月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと横浜DeNAのカード2戦目は、延長11回までもつれ込む投手戦となったが、オリックスが0対1で完封負け。またもディクソン投手の今季初勝利はならず、チームの連勝は4でストップした。
オリックス先発・ディクソン投手は、ここまで8試合に登板しながら0勝。防御率は6.16まで悪化し、前回登板の東京ヤクルト戦では1回6失点と、まったく試合を作れなかった。ただ、今回は見事に立ち直った姿を見せる。初回から3イニングス連続で横浜DeNA打線を3者凡退に抑えると、三振を奪うスタイルで7回2安打、無四死球9奪三振無失点の快投。
しかし、打線が横浜DeNAの先発・濱口投手を捉えられない。同じく7回まで2安打無得点に抑え込まれ、ディクソン投手に勝ち投手の権利をプレゼントすることは叶わなかった。
スコアは0対0のまま、両チーム一歩も譲らず、ディクソン投手は7回無失点で降板。8回からオリックスは盤石の継投をつなぎ、山本投手が8回、増井投手が9回を無安打無失点で抑えて打線の援護を待つも、横浜DeNA投手陣の守りも堅く、試合は延長戦に突入した。
延長10回表、オリックスの4番手・吉田一投手も無失点リレーをつないだが、11回表、近藤投手がついに横浜DeNAの神里選手に先制打を許してしまった。スコアは0対1となり、その裏は横浜DeNAの守護神・山崎康投手に抑え込まれてゲームセット。
延長戦にもつれ込んだオリックスと横浜DeNAのカード2戦目は、0対1でオリックスの完封負け。中継ぎの近藤投手が決勝打を浴びた形となるが、先発のディクソン投手を含む投手陣の快投に、打線が最後まで応えられず。連勝は4でストップした。
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