ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと広島の交流戦2戦目。7回の猛攻で、福岡ソフトバンクが6対2で逆転勝利。今日1軍復帰した内川選手からも、さすがに一発が飛び出した。

先発のバンデンハーク投手は、初回から制球に苦しみ先制点を献上。さらに1死満塁のピンチを背負うも、2者連続三振で後続を断ち最少失点で切り抜ける。2回表は3者凡退に抑えたバンデンハーク投手だったが、3回表、鈴木選手に8号ソロを浴び、0対2と、突き放されてしまう。

広島の先発・ジョンソン投手を何とか攻略したい福岡ソフトバンクは6回裏、先頭の中村晃選手が安打で出塁し、続く内川選手、柳田選手が四球を選び好機を演出。無死満塁の場面で5番・デスパイネ選手がきっちり犠飛を放ち、まずは1点を返した。

続く7回裏、広島の2番手・今村投手を福岡ソフトバンク打線が攻めたてる。1死から8番・市川選手、川瀬選手の連打で1死1,2塁とすると、ここで代打の長谷川選手が変化球を右前へ運ぶ同点適時打を放つ。なおも1死1,3塁の好機で2番・中村晃選手が犠飛を放ち、勝ち越しに成功。さらに今日1軍復帰した内川選手が豪快な2ランを放り込み、スコアは5対2。広島を突き放した。

流れをつかんだ福岡ソフトバンクは8回裏。先頭のデスパイネ選手に左翼席上段へ飛び込む2試合連続となる14号ソロが飛び出し、リードを4点に広げた。

バンデンハーク投手が7回3安打9奪三振の力投で、マウンドを降りると、加治屋投手、森投手がリードを守り切り福岡ソフトバンクが6対2で勝利。4試合ぶりとなるカード勝ち越しを決め、4年連続交流戦制覇への望みをつないだ。