6月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと巨人のカード2戦目。千葉ロッテは「スミ1」で巨人に勝利し、先発のボルシンガー投手が来日初完投・完封勝利を飾った。

初回、千葉ロッテ先発のボルシンガー投手は守備の乱れで無死1,2塁のピンチを背負うも、持ち前の変化球が冴えわたり、無失点で切り抜けた。するとその裏、3番・中村選手のゴロの間に走者が生還し、打線が1点の援護に成功する。

以降2回からは、巨人先発・田口投手とボルシンガー投手による手に汗握る投手戦が繰り広げられ、試合はこう直状態に陥った。千葉ロッテ打線は初回の1点以外、なかなか追加点を挙げられないが、ボルシンガー投手が巨人打線に付け入る隙を与えない。

1対0の「スミ1」のまま、9回表のマウンドにも上がったボルシンガー投手は、最後は代打の大城選手から三振を奪ってゲームセット。田口投手の好投に苦しみながら、1点を死守した千葉ロッテが、巨人とのカード2戦目に1対0で勝利。緊迫した投手戦は、9回112球、4安打7奪三振2四球無失点のボルシンガー投手に軍配が上がった。