3月25日、東京ドームで行われた巨人と東北楽天のオープン戦は、2対5で東北楽天が敗北した。
東北楽天は2回表、四球と内野安打で2死1、2塁の好機をつくると、9番・山崎剛選手が中前適時打を放ち先制に成功する。3回表には、無死3塁からフランコ選手にタイムリーヒットが生まれ、2対0とリードを広げた。
一方の先発・瀧中瞭太投手は、4回裏まで巨人打線をパーフェクトに抑える好投を披露する。しかし5回裏、初安打を許すとピンチが拡大し、適時打と犠飛で同点に追い付かれた。6回裏には、ルーキーの伊藤茉央投手が捉えられ3失点。2対5で試合は終盤へ。
3点ビハインドのまま迎えた最終回、先頭の黒川史陽選手、安田悠馬選手の2者連続二塁打で無死2、3塁の好機を得る。しかし後続が倒れ、スコア変わらず試合終了。
先発の瀧中投手は、5回69球2安打1四球2奪三振2失点の投球内容。序盤の投球内容は良かっただけに、開幕に向けて調子を上げていきたい。2番手の伊藤投手は1アウトも取れずに降板する悔しい結果となった。
一方の打線は、1番に抜てきされた田中和基選手が2安打を放つ活躍。最終回には途中出場の黒川選手、安田選手にも安打が生まれるなど好材料も見られたが、中盤以降本塁が遠かった。
123456789 計
楽 011000000 2
巨 00002300X 5
楽 瀧中瞭太-●伊藤茉央-宮森智志-渡辺翔太-内星龍
巨 グリフィン-田中千晴-○直江大輔-鍵谷陽平-高梨雄平-Sロペス
文・小野寺穂高
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