3月24日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと広島のオープン戦は、6対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発は大関友久投手。序盤は直球で押し込み、三振を奪っていく。中盤は変化球で的を絞らせない投球で、5回を投げて許した走者は1人のみ。5回62球無安打1四球6奪三振無失点と、開幕戦へ向けて好投を見せた。
4回まで2安打に抑えられていた打線は5回裏、栗原陵矢選手、アストゥディーヨ選手の連続安打でチャンスメイク。そこから4本の適時打を放つ猛攻を見せ、5点の先制に成功する。さらに7回裏、正木智也選手の今試合2打点目となる1号ソロで、6対0と試合を優位に進める。
6回以降は田浦文丸投手、泉圭輔投手が3者凡退でつなぎ、8回表は甲斐野央投手がマウンドへ。しかし無死2、3塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に1失点。6対1とされるも、9回表は津森宥紀投手が2四球を与えながらも無失点で締め、6対1で試合は終了した。
勝利した福岡ソフトバンクは、中村晃選手、栗原選手、正木選手が2安打。投げては大関投手が6回無安打と、開幕へ向けて上々のピッチングだった。
123456789 計
広 000000010 1
ソ 00005010X 6
広 大瀬良大地-ケムナ誠-●中崎翔太-アドゥワ誠-栗林良吏-河野佳-ターリー
ソ ○大関友久-田浦文丸-泉圭輔-甲斐野央-津森宥紀
文・武澤潤
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