京セラドーム大阪で開催される、オリックスと横浜DeNAのカード初戦。12日から行われた広島との3連戦ではセ・リーグの首位チームを相手に見事3連勝を決め、いい流れで交流戦の最終盤を迎えている。交流戦優勝の可能性を残す中で負けられない試合となる、15日の試合の見どころを確認していきたい。
【昨季対戦成績】
オリックス→1勝2敗、横浜DeNA→2勝1敗
【オリックス】西投手 11試合、3勝6敗 73.2回、52奪三振、24失点 防御率2.93
【横浜DeNA】東投手 10試合、5勝2敗 67回、70奪三振、16失点 防御率2.01
オリックスはカード初戦のマウンドに西選手を送り込む。開幕投手を任された今季は防御率2点台と安定したピッチングを続けているものの、打線の援護に恵まれずに3勝どまりと苦しいシーズンとなっている。この試合で投げ合う相手は新人離れしたピッチングを続けている東投手となるが、「東西対決」となる一戦でプロの先輩として意地を見せたいところだ。
打線では中島選手が14日の試合で2本の適時打を放ち、一軍復帰戦でチームを乗せる活躍を見せた。今季は打率1割台中盤という深刻な不振に悩まされていたが、久々の一軍復帰となる試合で存在感を示している。昨季は打率と出塁率でともにリーグ十傑に入ってチームを支えたベテランは、このまま上昇気流に乗って本来のバッティングを披露していけるだろうか。
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