6月15日、メットライフドームで行われる埼玉西武と中日の初戦。埼玉西武は14日の試合では中盤まで主導権を握りながらも、終盤に中継ぎ陣が崩れて痛い敗戦。15日の試合では今季無敗の菊池投手が先発予定だ。絶対的エースがどこまで投げられるか、注目が集まる。
交流戦の首位攻防戦となった東京ヤクルト3連戦は、1勝2敗と悔しい結果。パ・リーグ2位の北海道日本ハムとも2ゲーム差と、うかうかしてはいられない埼玉西武。気が抜けない状況の中で、15日の試合の見どころを挙げていきたい。
【昨季対戦成績】
埼玉西武→1勝2敗、中日→2勝1敗
【埼玉西武】菊池投手 8試合、7勝0敗 55回、54奪三振、18失点 防御率2.95
【中日】笠原投手 7試合、0勝2敗 25.1回、19奪三振、25失点 防御率8.88
埼玉西武は中継ぎ陣の不調が深刻だ。ここ6試合で、8回には計9失点、9回には計6失点を喫しており、15日の試合では、菊池投手がどこまで投げられるかという点に注目したい。今季無敗のエースが9回まで投げ切れば、逆転負けに沈むチームの雰囲気も変えられるはずだ。
一方、打線においては外崎選手が2試合連続本塁打を放っている。13日の試合では左翼席へ7号ソロ、14日の試合では右翼席へ8号ソロと、左右に打ち分けた。14日の試合では右翼からの好返球も見せ、「アップルパンチ」と「アップルバズーカ」でチームの危機を救った。15日の試合でも、攻守にわたる活躍を見せたいところだ。
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