先発のマルティネスが7回無失点「気持ちが打線に伝わった」
北海道日本ハム14日、本拠地・札幌ドームでの阪神戦に11-3で大勝した。連勝で交流戦の勝率を5割に戻し、リーグ首位の埼玉西武に2ゲーム差に迫った。
先発したマルティネス投手が7回6安打無失点で7勝目を挙げた。栗山英樹監督は「先頭を出しながらも気持ちを切らさずに、本当に丁寧に一つ一つ我慢してくれた感じがあった。その気持ちが打線に伝わっていたと思う」と粘り強い投球を褒めちぎった。
5回までに4安打で2点を奪った打線は終盤に大爆発。6回に中田翔が15号2ランを放つと、7回には四球を挟んで4連打、8回にも四球を挟んで3連打と集中打で大量得点につなげた。5打点を挙げた中田について指揮官は「いい集中力で試合に出られている。このまま乗っていくとチームにとってもすごく大きい」と目を細めた。
15日からは本拠地で交流戦首位の東京ヤクルトとの3連戦に挑む。「好調のチームは難しいけれど、がむしゃらに勝ちにいくしかない。しっかりやります」と栗山監督。大勝の余韻に浸ることなく、いつものように表情を引き締めた。
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