3月11日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと巨人のオープン戦は、5対4でオリックスが逆転勝利を収めた。
オリックスは田嶋大樹がオープン戦2試合目となる先発登板。初回は中田翔選手に先制の2ランを許すも、その後は安定した投球を見せる。5回表に2死から満塁のピンチを招いたが、中田選手を一ゴロに打ち取って降板。5回83球5安打3奪三振1四球2失点の内容だった。
打線は5回裏、先頭のゴンザレス選手が二塁打で出塁すると、1死から野口智哉選手の適時打で1点を返す。さらに7回裏、4四球による押し出しで同点とすると、小田裕也選手、福田周平選手が連続適時打を放ち、5対2と逆転に成功した。
6回表から登板している山岡泰輔投手は、8回表にソロを浴び、2点差に迫られる。9回表には1死1、3塁のピンチを招き、2死から門脇誠選手の適時打で1点を失ったが、右翼手・茶野篤政選手が三塁へ好返球しタッチアウト。5対4で逃げ切った。
勝利したオリックスは、開幕投手候補の田嶋投手、山岡投手がそれぞれ5回2失点、4回2失点と粘りのピッチング。打線は7回裏につながりを見せ、勝利を手繰り寄せた。
123456789 計
巨 200000011 4
オ 00001040X 5
巨 菅野智之-代木大和-●船迫大雅-山田龍聖-高梨雄平
オ 田嶋大樹-○山岡泰輔
文・武澤潤
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