3月11日、甲子園で行われた阪神と北海道日本ハムのオープン戦は、5対4で北海道日本ハムが勝利を収めた。
北海道日本ハムの先発はガント投手。1回裏、2四球で2死1、3塁のピンチを背負うも、5番・佐藤輝明選手から見逃し三振を奪い無失点で切り抜ける。2回裏も得点を許さず、2回36球1安打2四球1奪三振無失点の内容でオープン戦初登板を終えた。
打線は4回表、野村佑希選手、万波中正選手、石井一成選手の3連打で1点を先制する。しかし直後の4回裏、3回裏から登板していた吉田輝星投手が2本の適時打を許し、1対2と逆転される。
それでも打線は5回裏、1死1、2塁から松本剛選手が2点適時三塁打を放ち、逆転に成功。さらに万波選手が左翼ポール際へ痛烈な2ランを放り込み、5対2とリードを広げる。
吉田投手は5回裏に再び2点を失うが、6回以降は救援陣が無失点リレー。最後まで1点のリードを守り切り、5対4で接戦を制した。
勝利した北海道日本ハムは、野村選手、万波選手、石井選手が2安打をマーク。投手陣は中継ぎが踏ん張り、最後は抑え最有力候補の石川直也投手が締めた。
123456789 計
日 000140000 5
神 000220000 4
日 ガント-○吉田輝星-長谷川威展-福田俊-宮内春輝-ロドリゲス-田中正義-S石川直也
神 ●桐敷拓馬-岩貞祐太-石井大智-K.ケラー-浜地真澄
文・武澤潤
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