熱男に豪快な一発が飛び出すも…接戦を落としてカード負け越し

パ・リーグ インサイト

2018.6.14(木) 21:22

福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM

6月14日にヤフオクドームで行われた、福岡ソフトバンクと巨人のカード最終戦。松田選手と上林選手に会心の一発が飛び出した福岡ソフトバンクだったが、先発の石川投手がリードを守りきれずに接戦を落とす形となってしまった。

先発の石川投手は2回表にソロ本塁打を浴びて1点を先行されたが、直後の2回裏に松田選手が2ランを放ってあっという間に試合をひっくり返す。しかし、援護を受けた石川投手が4回表に2ランを被弾し、またしてもビハインドを背負う苦しい投球となる。

5回裏は敵失で福岡ソフトバンクに1点が転がり込み、試合は思わぬ形で振り出しに戻ることに。しかし、石川投手は6回表にこの日3度目の被本塁打となるソロを叩き込まれ、3たびリードを奪われてしまう。その後、1死3塁から適時打を打たれてビハインドを2点に広げられ、6回を投げ切って5失点という成績でマウンドを降りることになった。

直後の6回裏には上林選手にソロ本塁打が飛び出して1点差に詰め寄ると、石川投手の後を受けた中継ぎ陣がピンチを招きながらも無失点でバトンをつないでいく。しかし、9回表に踏ん張りきれずに痛恨の失点を喫したことで、ビハインドは2点に広がり万事休す。試合は6対4で巨人が勝利を収めている。

先発の石川投手は6回5失点と苦しいピッチングで、今季3敗目を喫することに。中継ぎ陣の粘りと2本塁打によって終盤まで接戦に持ち込んだものの、僅差の試合を勝ち切ることができずに1勝2敗でこのカードを負け越した。

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