2軍では打率.215も「感覚は悪くない」
北海道日本ハムの平沼翔太内野手が14日、本拠地での阪神戦前に今季初めて1軍選手登録された。交流戦後の先発ローテーション再編のために1度登録抹消された上沢直之投手と入れ替わっての昇格となった。
栗山英樹監督から「チャンスが来たら消極的にならずに思い切ってプレーしてこい」と声をかけらえたという20歳は「開幕1軍に残れなかった悔しさを常に持って練習してきたので、それを出したい」と力を込めた。
プロ3年目の今季は1軍キャンプに抜てきされ、オープン戦でも7試合に出場して11打数5安打3打点2本塁打と結果を残してオープン戦終盤まで1軍に帯同。だが、最大目標であった開幕1軍を目前で逃して「いろいろな思いがあった」と悔しさを力に変えた。
イースタン・リーグでは54試合に出場して打率.215。「自分でも納得いく数字を残せていない状態が上がってきたけれど、感覚は悪くない。何か一つのきっかけがあれば上がっていくのかなと思う」と前向きに話した。
「数字よりも内容を見ていた」と言う栗山監督は「守備も変わってきている」と評価する。平沼は「守備は一番成長したというか、余裕を持ってできていると思う。守備にはスランプがないので、コツコツ継続したい」と守りでもアピールするつもりだ。
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