3月5日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスの春季教育リーグは、7対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクは2回裏、2安打と四球で1死満塁の好機をつくり、川原田純平選手、増田珠選手の連続2点適時二塁打で先制に成功。3回裏にも仲田慶介選手の押し出し四球、川原田選手の犠飛で2点を追加した。

　先発の田上奏大投手は、3回表に1死から連打を浴び、犠飛で1点を失う。4回表には3四球で迎えた満塁のピンチを無失点で切り抜けたが、この回限りで降板。4回86球4安打4四球2奪三振1失点の内容だった。

　6回裏には井上朋也選手のソロ本塁打でダメ押し点を挙げた福岡ソフトバンク。3番手の重田倫明投手は、6回表から計4イニングを投げ、本塁打の1失点のみにまとめた。

　投打がかみ合った福岡ソフトバンクは、7対2で快勝。本塁打を放った井上選手が3安打を放つ活躍を見せると、川原田選手も2安打3打点と躍動し、同期入団の2選手が打線をけん引した。5回表に登板した、育成の村上舜投手は1回無失点の好投を見せている。

　一方敗れたオリックスは、先発の佐藤一磨投手が3回6安打6失点と精彩を欠き、苦しい試合展開となった。打線も中盤以降は沈黙。元謙太選手が最終回に一発を放つも、反撃の一打には遅かった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ００１０００００１ ２
ソ ０４２００１００Ｘ ７

オ ●佐藤一磨-辻垣高良-吉田凌
ソ ○田上奏大-村上舜-重田倫明

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