6月14日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと広島のカード最終戦。13日の試合ではオリックス打線が爆発して大量12得点を奪い、大勝を収めてカード勝ち越しを決めている。
セ・リーグの首位を相手に2試合続けて快勝を飾った良い流れのまま、同一カード3連勝を決めてさらなる上昇気流に乗りたいところ。交流戦優勝の可能性を残す中で落とすわけにはいかない、14日の試合の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
オリックス→2勝0敗、広島→0勝2敗
【オリックス】金子千尋投手 9試合、2勝5敗 51.1回、39奪三振、23失点 防御率3.51
【広島】フランスア投手 2試合、0勝1敗 8.2回、10奪三振、4失点 防御率3.12
オリックスの先発は金子千尋投手。前回登板となった7日の阪神線では6回2失点と好投したものの、打線の援護に恵まれずに今季5敗目を喫している。開幕直後の不振からの脱却を見せつつある技巧派エースは、セ・リーグ首位の広島打線に対しても安定した投球を披露し、打線の援護を待てるだろうか。
打線では13日の試合でT-岡田が2本の3ランを放って計6打点を記録し、復調を大きくアピールしている。今季はなかなか本来の打撃を披露できていなかったが、持ち味を存分に発揮した2本塁打は和製大砲にとっても何かのきっかけとなりうるはず。猛打復活を印象付けた暴君竜が、逆襲に向けて2夜連続で牙を剥く可能性は十分だ。
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