投打がガッチリとかみ合い、勝率5割復帰!

パ・リーグ インサイト

2018.6.13(水) 21:14

千葉ロッテマリーンズ・有吉優樹投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・有吉優樹投手(C)PLM

ZOZOマリンスタジアムで行われた、千葉ロッテと横浜DeNAのカード2戦目。投げては有吉投手が好投、打っては打線が2桁安打と投打のかみ合った戦いぶりを見せ、勝率5割復帰に成功した。

千葉ロッテは有吉投手に先発マウンドを託す。先発転向後の3試合ではいずれも5回以上を投げ、相手打線を2失点以下に抑える投球で試合を作っている。前回登板となった6日の中日戦では7回1/3を無失点と快投を披露し、先発転向後初となる白星を手にしている。

千葉ロッテは1回裏に3番・中村選手の適時二塁打で幸先良く1点を先制するが、有吉投手が直後の2回表にソロ本塁打を浴びて同点へと追い付かれてしまう。それでも千葉ロッテは3回裏に敵失で2死から2塁に走者を置くと、4番の角中選手がすかさず適時打を放って再度の勝ち越しに成功した。

5回裏には2死満塁の絶好機をつかむと、5番の清田選手が2点適時打を放ってリードを3点に広げる。6回にも田村選手の適時打で加点して5対1とすると、先発の有吉投手も7回に訪れた2死満塁のピンチを凌いでリードを守り、7回を1失点の好投でリリーフ陣に後を託した。

8回には清田選手にこの日2本目となる適時打が飛び出し、3イニングス連続の得点で着々とリードを広げる。投手陣は8回を益田投手、9回を田中投手がそれぞれ無失点に抑えて試合を締めくくり、6対1というスコアで千葉ロッテが快勝を収めた。

先発の有吉投手は7回1失点と2試合続けて快投を披露し、自身にとっても連勝となる今季2勝目をマーク。打線は3打点を記録した清田選手を筆頭に、クリーンアップの3人がいずれも適時打を放つ活躍を見せるなど打線が機能し、計11安打を放って6得点を奪った。投打がかみ合った戦いぶりで今カード勝ち越しを決めるとともに、勝敗を29勝29敗の五分に戻してついに借金完済を果たしている。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE