先発・古川侑利の直球が光った。復帰の島内宏明も3打点の活躍で、楽天が連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2018.6.12(火) 21:38

東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)PLM

楽天生命パークで行われた楽天と中日のカード初戦。前回登板でプロ初勝利を挙げた楽天の先発・古川投手は、今日も持ち味の直球が冴え渡り、6回途中1失点の好投。打線も序盤、中盤、終盤に得点を挙げ、5対1で試合を制し、連敗を3で止めた。

試合は初回からいきなり動く。先頭の田中選手が四球で出塁すると、2死から3者連続四球で押し出し、楽天が先制に成功する。さらに今日一軍に復帰した7番・島内選手が、なおも2死満塁の場面で中前適時打を放ち、2点を追加。楽天が初回から3点の先取に成功した。

楽天の先発・古川投手は2回に1点を失ったものの、持ち前の威力のある直球は今日も健在。その後は中日打線の反撃を許さず、6回2/3、117球を投じ、被安打3、奪三振8、与四球6、失点1の粘投を見せ、2点リードのまま中継ぎ陣に後を託した。

楽天打線は6回裏、1死1塁の場面で7番・島内選手に3打点目となる適時三塁打が飛び出し、1点を追加すると、続く7回裏にも2死1,2塁の場面で5番・今江選手が適時打。終盤にも2点を追加してスコアを5対1とし、試合を優位に進める。

4点リードを握った楽天は、古川投手の降板後、高梨投手、青山投手、福山投手とつなぎ、中日打線を抑え込む。最終回は守護神・ハーマン投手が登板して危なげなく3者凡退。楽天と中日の交流戦初戦は、5対1で楽天が勝利した。

ようやく交流戦3勝目を挙げた楽天は、先発の古川投手が6回途中1失点の粘投で今季2勝目。打線も初回の満塁の好機を生かして序盤から試合を優位に進め、連敗を3で止めた。

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