斎藤佑樹が4回7失点の乱調。終盤に粘るも、北海道日本ハムは阪神に大敗

パ・リーグ インサイト

2018.6.12(火) 21:23

北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手(C)PLM

札幌ドームで行われた北海道日本ハムと阪神のカード初戦。北海道日本ハムは先発・斎藤佑投手が4回7失点と崩れ、救援陣も失点。終盤に打線が奮起するも、5対10で阪神に敗れた。

北海道日本ハムの先発は1年ぶりの白星を狙う斎藤佑投手だったが、序盤から得点圏に走者を背負う苦しい立ち上がり。2回表、内野安打で1点を先制されると、3回表にも犠飛で1点を失い、4回表には若虎から2被弾。4回5四球7失点でマウンドを降りることになり、スコアは0対7。北海道日本ハムは序盤から追いかける展開となった。

なんとか意地を見せたい北海道日本ハムは、4回裏、阪神の先発・メッセンジャー投手から5番・レアード選手が二塁打を放って好機を作ると、続くアルシア選手の適時二塁打で1点を返す。しかし、後続が断たれて追加点はならなかった。

少しずつ点差を縮めていきたい打線だったが、メッセンジャー投手の好投の前に沈黙。投手陣も、8回表にさらに3点を失い、勢いに乗った阪神打線をなかなか止められず。8回表終了時点で10対1と、阪神が大量リードを握る形となった。

このままでは終われない北海道日本ハムは8回裏に意地を見せる。先頭の中島卓選手の安打を皮切りに無死1,3塁の好機を演出すると、2番・大田選手の適時打でまず1点を返し、続く近藤選手の走者一掃の適時三塁打などでさらに追加点。この回一挙4得点の猛攻でスコアは5対10となり、点差は9点から5点に縮まった。

しかし、反撃もここまで。9回表は阪神・能見投手の前に無得点に終わってゲームセット。北海道日本ハムと阪神の交流戦初戦は、10対5で阪神が勝利した。北海道日本ハムは8安打5得点と意地を見せたが、序盤の大量失点が早々に試合の流れを決めてしまう形となった。

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