ハイテンポで進んだ試合は、投打ががっちりかみ合った千葉ロッテが制し、連勝を飾る

パ・リーグ インサイト

2018.6.12(火) 20:53

千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)PLM

交流戦も雨で流れた試合を除き、残りは2カード。本拠地・ZOZOマリンスタジアムで迎えた千葉ロッテと横浜DeNAの一戦は、序盤から打線が早々に援護し、それに先発・石川投手が応える形となった。

試合は初回からいきなり動く。1死から2番・藤岡裕選手が左中間を破る二塁打を放ち、1死2塁の好機を作ると、続く3番・中村選手に適時打が飛び出し、千葉ロッテが先制。わずか6球で先制点を奪い、チームに勢いが付くと、続く2回裏、1死から6番・ドミンゲス選手が高めの直球を完璧に捉える。打球は左翼席中段に飛び込む7号ソロとなり1点を追加。2対0とリードを2点に広げ、千葉ロッテが序盤から試合の主導権を握る。

その後は両先発がスコアボードに0を並べる投手戦を展開。千葉ロッテ・石川投手は直球、変化球ともに抜群のコントロールを見せ、横浜DeNA打線を翻弄。6回表には2死1,2塁のピンチを迎えるが、横浜DeNA・宮崎選手を外角いっぱいのカットボールで空振り三振に打ち取り、無失点に抑える。石川投手は7回も無失点に抑え、7回99球、被安打5、奪三振5、与四球2、無失点の快投を披露した。

千葉ロッテは7回裏に8番・鈴木選手に2号ソロが飛び出し、1点を追加。3対0とすると、8回は松永投手、9回は守護神・内投手が横浜DeNA打線を無失点に抑え、3対0で勝利した。試合を制した千葉ロッテは先発の石川投手が横浜DeNA打線を寄せ付けず、チームトップに並ぶ、7勝目を挙げた。

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