6月12日、県営大宮で行われている埼玉西武と東京ヤクルトの一戦。東京ヤクルトの2点リードで迎えた4回表、埼玉西武の先発・カスティーヨ投手が危険球で退場となった。
3回表に2死球などで2点の先制を許し、立ち上がりから制球が不安定なカスティーヨ投手。4回表にも四球で先頭打者を出し、1死2塁となったところで、東京ヤクルトの8番・中村選手への初球が頭部直撃。中村選手は倒れ込んで動けず。すぐに担架が運び込まれ、球場は騒然となった。
中村選手の治療中に危険球退場が宣告されたが、カスティーヨ投手自身もマウンドに座り込んで、ショックを隠しきれない様子。中村選手は意識ははっきりとしているようだが、立ち上がることができず、担架で運ばれていった。
埼玉西武はカスティーヨ投手の後、小石投手が緊急登板。1死を奪ったが山田選手に適時打を浴び、試合は現在、東京ヤクルトがリードを3点に広げている。
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