爽快な“レーザービーム”特集! 2022年パ・リーグ外野手の補殺まとめ

パ・リーグ インサイト

2022.12.26(月) 16:00

オリックス・バファローズ中川圭太選手(C)PLM
オリックス・バファローズ中川圭太選手(C)PLM

 その軌道や速さから、“レーザービーム”と呼ばれる外野手の送球。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeチャンネルでは、2022年のパ・リーグ外野手による補殺シーンをまとめた動画を公開中だ。

 今回は、動画の中から3つのプレーを厳選してお届け。外野手の腕の見せどころともいえる、好返球の数々をご覧いただきたい。

歓声がため息に…… 失点を防いだ見事なバックホーム

 まずは4月27日の北海道日本ハム対オリックスの試合で万波中正選手が見せた好返球から取り上げたい。同点の5回表、1死2塁と勝ち越しのピンチで打球はライト前へ。俊足の福田周平選手が本塁を狙うも、万波選手の強肩光る送球で悠々アウトに。先発のポンセ投手も「万波が​​素晴らしい送球で大きな1点を防いでくれた」と絶賛した。

 続いては、4月6日の東北楽天対埼玉西武の試合から、岸潤一郎選手の好返球をピックアップ。7回裏2死2塁の場面で、打球はライト前へ弾むヒットとなった。素早く捕球し、ボールはノーバウンドでキャッチャーの元へ。まさに“レーザービーム”と形容するにふさわしい、見事な返球でアウトにした。

 最後はサヨナラのピンチを救った中川圭太選手の好返球を紹介しよう。7月29日の千葉ロッテ対オリックスの試合は延長戦となり、11回裏に2死1、2塁のピンチを迎える。オリックスが敷いた内野5人の変則シフトを破り、打球は左中間へ抜けたが、ちょうど打球の正面にいた中川圭選手が猛チャージを仕掛け、ホームへストライク送球。このプレーが流れを呼び、12回表に勝ち越して勝利を収めた。

文・丹羽海凪

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