3年ぶりの“ふれあい”企画全紹介!オリックスファンフェスタ2022レポ

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ファンフェスタでスーツ姿を披露する山本由伸投手ら4選手 © ORIX Buffaloes
ファンフェスタでスーツ姿を披露する山本由伸投手ら4選手 © ORIX Buffaloes

 11月23日(水・祝)京セラドーム大阪で、オリックス・バファローズのファン感謝イベント「Bs Fan-Festa2022 supported by DmMiX」が開催。今季26年ぶりの日本一の影響か、チケットは瞬く間に完売する人気ぶり。大食いバトルやクイズバトル、コスプレバトルなど試合中には見れない選手たちの表情や姿に会場が沸き、また3年ぶりに選手とファンの“ふれあい”企画が復活するなど、オリックス2022年キャッチフレーズ「全員でW(笑)おう!!」そのままに、笑顔あふれるファンフェスタとなった。

短い時間に思いが詰まったアクリル板越しの交流「エアハイタッチ会」

「選手エアハイタッチ会」の様子【写真:筆者撮影】
「選手エアハイタッチ会」の様子【写真:筆者撮影】

 5階コンコースで行われた「選手エアハイタッチ会」では、アクリル板越しに選手とエアハイタッチができるコロナ禍ならではのふれあい企画。 参加者は立ち止まることはできないものの、短い時間に思い思いの声をかけ選手とのコミュニケーションを楽しんだ。

「ずっと応援しています」「シーズンお疲れ様でした!」など選手へのさまざまな声がけが飛ぶなか、ひとりの男の子が今季トレードでオリックスに移籍した石岡諒太選手に対し「ドラゴンズから来てくれてありがとうございました」と緊張した様子で思いを伝えると、石岡選手は少し驚いたのちに満遍の笑みで返答。

 また、小さな子どもが来ると選手たちは子どもの目線まで下がって「バイバイ!」と笑顔で手を振るなど、見ているこちらまでほっこりするようなやり取りが散見された。

ファンからの言葉に笑顔で応える前投手【写真:筆者撮影】
ファンからの言葉に笑顔で応える前投手【写真:筆者撮影】

選手とふれあえる特別なカフェタイム「グータッチ会」

「グータッチ会」中の近藤投手【写真:筆者撮影】
「グータッチ会」中の近藤投手【写真:筆者撮影】

 食事をしながら観戦を楽しめるレストラン「スターダイナー」には、“京都の和菓子職人”こと近藤大亮投手が来店。指定のカフェメニューを購入した方を対象とした「グータッチ会」が行われた。

 近藤投手は、2020年にオンラインのみで開催されたファンフェスタで話題となった“京都の和菓子職人”の衣装で登場。参加したファンとアクリル板越しにグータッチする際、ひとりひとり丁寧に声がけし、持ち前の明るさでイベントを盛り上げた。
 
 20年9月に右ひじのトミー・ジョン手術を受け、今季復帰を果たした近藤投手。イベントの最後には参加者全員に向けて「皆さんのおかげで今年復帰することができました。京セラドームでの復帰戦は忘れられません」と感謝を述べると「チーム内にはすごくいい投手がたくさんいるので、若い選手に負けず、誰よりも練習して皆さんの前で投げられるよう頑張りたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします」と来季への抱負を語り、ファンからは力強い拍手と声援が飛んだ。

「グータッチ会」中の近藤投手【写真:筆者撮影】
「グータッチ会」中の近藤投手【写真:筆者撮影】

選手との写真やサインは宝物に!「サイン会」「写真撮影会」

「サイン会」でファンと会話を交わすT-岡田選手【写真:筆者撮影】
「サイン会」でファンと会話を交わすT-岡田選手【写真:筆者撮影】

 グラウンド内マウンド周辺に設置されたメインステージでは、クイズバトル・大食いバトルなどで盛り上がりを見せる中、外野エリアでは「選手サイン会」と「選手撮影会」を実施。それぞれ事前の抽選販売での参加券購入者1000名(サイン会・撮影会各500名)が、憧れの選手とのひとときを楽しんだ。

 日本シリーズ期間中、登板するたびにその愛称がTwitterでトレンド入りし、すっかり全国区の人気となった“吹田の主婦”こと山崎颯一郎投手には、撮影会中にファンからさまざまなポーズリクエストが。甘いマスクで女性ファンからの支持も高く、「一緒にハートを作って!」などのリクエストにも笑顔で応えていた。

「撮影会」中のファンからのポーズリクエストに応える山崎投手【写真:筆者撮影】
「撮影会」中のファンからのポーズリクエストに応える山崎投手【写真:筆者撮影】

日本一に輝き迎えたファンフェスタを終えて。山本由伸投手コメント

ファンからの声援に手を振る山本投手【写真:筆者撮影】
ファンからの声援に手を振る山本投手【写真:筆者撮影】

 ファンフェスタを終えて、山本由伸投手からコメントをいただいた。
「たくさんのファンの方々が来てくださって、あらためて日本一になったことを実感しました。ファンの皆さんの反応がダイレクトに伝わってきたのでステージもすごく楽しめましたし、最高の1日になりました。ありがとうございました!」
 
 また、運営を担当したオリックス野球クラブイベント・運営グループ長の水田真さんは
「今年は日本一になったこともあり、ファンフェスタのチケットが早々に完売となり、当日も例年以上にファンの方の熱気を感じることができました。選手とファンの方のふれあいイベントも感染対策を施しながらではありますが、3年ぶりに実施することができました。選手を近くに感じることができるふれあいイベントは、ファンの方にとって大変楽しみにされていることをあらためて感じましたし、選手も直接お祝いやねぎらいの言葉などをかけてもらい、うれしかったことと思います」とコメントした。

「Bs Fan-Festa2022 supported by DmMiX」メインステージの様子はパーソル パ・リーグTVやパーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルでも公開中!

文・池田紗里

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