甲子園で連勝を狙う千葉ロッテ。勝利のカギはリードオフマンが握る

パ・リーグ インサイト

2018.6.11(月) 09:30

千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手(C)PLM

6月11日、甲子園で行われる阪神と千葉ロッテのカード最終戦。8日の試合が雨天により中止となったため、11日はこの1試合のみが行われる。千葉ロッテは初戦、延長12回に痛恨の失策が出てサヨナラ負け。10日の2戦目はボルシンガー投手の好投で勝利し、勝敗を五分に持ち込んでいる。カード勝ち越しを狙うこの試合の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
阪神→1勝1敗、千葉ロッテ→1勝1敗

【阪神】小野投手 9試合、3勝2敗 54回、38奪三振、25失点 防御率3.83
【千葉ロッテ】土肥投手 3試合、0勝0敗 13.2回、11奪三振、7失点 防御率4.61

千葉ロッテの先発はプロ4試合目の先発登板となる土肥投手。ここまでの3試合はいずれもイニング途中の降板となっており、先発としての役割を果たせていない。課題は球数が70球~80球に到達したときの安定感。3試合の球数は83球、78球、75球と、70球に到達するタイミングで崩れていることが分かる。この壁を突破して、プロ初勝利をつかみ取ることができるか。9連戦を戦うチーム状況からも、より長いイニングを投げて欲しいところだ。

攻撃陣では、不動のリードオフマン・荻野貴選手に注目したい。9日の阪神戦では無安打に終わったものの、交流戦突入後11試合中8試合でマルチ安打を記録するなど打撃好調。10日の試合も、巧みなセーフティバントを決めるなど2安打1四球で存在感を放った。6月は打率5割と快音の止まらない韋駄天は、11日の試合でも先陣を切る一打を放てるか。

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