6月10日、ナゴヤドームで行われた中日と福岡ソフトバンクのカード最終戦。初戦、2戦目と相手先発を打ち崩せなかった福岡ソフトバンクだったが、柳田選手が全得点を挙げる大活躍を見せ、5対2で中日に勝利。連敗を4でストップさせた。
福岡ソフトバンクの先発は、2年ぶりに古巣と相対する中田投手。初回、柳田選手の犠飛で早速援護点がもたらされると、その裏を3者凡退で締め、順調な立ち上がりを披露する。
1点リードの3回表、先制の犠飛を決めた4番・柳田選手が今度は「自分のスイングが出来ました。 少し詰まりましたが」と語る15号3ランをかっ飛ばして追加点。序盤3回を終えて、試合は4対0と福岡ソフトバンクが大きくリードした。
柳田選手は5回表にも2打席連発弾を左翼席に持って行き、さらに福岡ソフトバンクがリードを広げる。頼もしいバックアップを得た中田投手は、直後の5回裏に1点を返されるものの、その後のピンチを凌ぎ、6回裏2死から嘉弥真投手にマウンドを託した。
その後は福岡ソフトバンクの救援陣が奮闘。モイネロ投手、加治屋投手、森投手とつないで中日の反撃を8回のソロのみに抑え、そのまま5対2で逃げ切り。連敗を4で止めた福岡ソフトバンクは、来週から始まる本拠地での連戦に向け、景気づけとなる勝利を手にした。
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