1点を争う手に汗握るゲーム。何とか逃げ切り、千葉ロッテが連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2018.6.10(日) 17:14

千葉ロッテマリーンズ・藤岡裕大選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・藤岡裕大選手(C)PLM

甲子園で行われた阪神と千葉ロッテの交流戦2戦目。2試合連続サヨナラ負けを喫している千葉ロッテは、今日も最終回にサヨナラ負けの場面を迎えるも、守護神・内投手が何とか抑えて逃げ切り勝ちを収めた。

初回、自身・5連勝中のボルシンガー投手が制球に苦しみ、先頭打者に四球を許すと、糸井選手に適時打を浴びていきなり2点の先制を許してしまう。

しかし3回表、先頭の田村選手が四球を選ぶと、ボルシンガー投手が犠打を決め、1死2塁とする。さらに1番・荻野貴選手の俊足を生かした内野安打で1,3塁と好機を広げると、続く藤岡裕選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点を返す。

2回以降は打たせて取る投球で本来の調子を取り戻し、ボルシンガー投手がスコアボードに0を並べていくと、5回表に打線が反撃を開始。先頭の鈴木選手が右前へ二塁打を放つと、田村選手が四球を選び、1,2塁とする。ここでボルシンガー投手が2打席連続で犠打を決め、続く1番・荻野貴選手が四球を選び1死満塁の好機を迎える。ここで藤岡裕選手が右前へ2点適時打を放ち、3対2と逆転に成功する。

逃げ切りたい千葉ロッテは8回を松永投手が3者凡退に抑えると、9回裏のマウンドには守護神・内投手が上がる。得点圏に走者を背負うも、無失点で抑え、試合は3対2で千葉ロッテが辛くも勝利。先発のボルシンガー投手は初回こそ乱れるも、尻上がりの好投を見せ、7回2失点で7勝目。雨天中止でずれ込んだ明日の最終戦は勝ち越しをかけて土肥投手が先発のマウンドに上がる。

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