試合開始前から雨が降り続く悪天候の中で行われた東京ヤクルトとオリックスの一戦。新人王候補筆頭の田嶋投手が先発するも、序盤から天候と同様に苦しい展開を強いられることとなった。
まずは相手先発・小川投手の前に初回の攻撃を3人で終えると、直後に3失点。3回にもバレンティン選手の16号3ランで3失点。マウンドの状態が悪く、制球の定まらない田嶋投手が序盤に6点のビハインドを背負う形となる。
反撃に転じたい打線も、4回までわずか2安打に封じられて無得点。5回に連打で好機を生み、途中出場のT-岡田選手の打球が敵失を誘って1得点。中盤にようやく1点を返す。
4回途中からマウンドに上がり、火消しに成功した2番手・比嘉投手が5回、6回、7回のマウンドにも上がり、3回2/3を46球、被安打2、無失点。好救援で相手の追加点を阻止し続け、9回に大城選手の3ランなどで点差を縮めるも、反撃はここまで。交流戦首位の東京ヤクルトを相手に5対9で連敗を喫してしまった。
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