埼玉西武らしい打ち勝つ野球を見せられるか。22歳の天才バッターに注目

パ・リーグ インサイト

2018.6.10(日) 09:35

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)PLM

6月10日、東京ドームで行われる巨人と埼玉西武の交流戦最終戦。9日の2戦目では、打線が3本塁打を放ちながら、勝負どころで踏ん張り切れずに被弾した埼玉西武が敗戦。カードの勝敗は1勝1敗となった。勝ち越しを懸けて戦う10日の最終戦の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
巨人→1勝1敗、埼玉西武→1勝1敗

【巨人】内海投手 2試合、1勝0敗 10.2回、12奪三振、3失点 防御率2.53
【埼玉西武】ウルフ投手 5試合、2勝1敗 21.2回、7奪三振、19失点 防御率7.06

10日の先発が予定されているウルフ投手は、前回登板の広島戦で白星を挙げているものの、投球内容は6回7安打4失点と決して本調子ではない。それでも、再調整明けの5月24日には4回途中5失点を喫したことを考えれば、本来の投球を取り戻しつつあるとも言える。長い回を投げて盤石の勝利を手繰り寄せたい。

埼玉西武打線では、森選手に注目。9日の試合では、同級生の巨人・田口投手の内角の直球を巧みにさばき、一時逆転の二塁打を放った。チームの投手陣に疲れが見え隠れし、敗れた試合ではもちろん、勝利したゲームでも失点が目立つ現状。弱冠22歳で「天才」と称されるそのバットコントロールで魅せ、試合の流れを引き寄せる一打を放てるか。

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