福岡ソフトバンクホークスは、さまざまなエンターテイメントを通してファンと共にホークスの応援を盛り上げる「ホークスパフォーマンスチーム」の2023年度メンバーオーディションの開催を発表。オーディションは球団本拠地である福岡のほか東京でも開催され、性別問わずエントリーが可能。
本連載【プロ野球チアになろう】では、オーディション詳細や求める人材像を担当者にインタビュー。担当するパフォーマンスチームの特徴などもご紹介していく。
新たな挑戦で大きく進化「ホークスパフォーマンスチーム」とは?
「ホークスパフォーマンスチーム」とは、ダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」、球団公式マスコット「ホークファミリー」、アクロバットパフォーマーなど、ホークスの応援を盛り上げるパフォーマーの総称。球場でのパフォーマンスをはじめTV・ラジオ出演や地域イベントへの参加、公式SNS発信など、さまざまなエンターテイメントを通してホークスとファンの絆を結ぶ活動を行っている。
今回お話をうかがった、マーケティング企画部 エンターテインメント推進課の渡邊涼太さんは「ハニーズはさまざまなジャンルのダンスを踊り、アクロバットパフォーマーはキレや高さ、立体感のあるアクロバットを披露し、他球団と比べてパフォーマンスの幅が広いことが特色だと思っています」というように、今季は球界初となるアクロバット専任の男性パフォーマーや、複数人で組体操のように人を乗せたり飛ばしたりするチアリーディング独特の技術である「スタンツ」を取り入れ、パフォーマンスの幅を大きく広げた。
渡邊さんは「アクロバットパフォーマーの加入は、パフォーマンスチーム全体にとって大きな刺激と変化をもたらしてくれましたし、球団としても初めての取り組みでしたが、多くのファンの皆さまに応援もいただきました。コロナ禍以前のシーズンを知っているメンバー、制限下のシーズンしか知らないメンバー、1年目の新人メンバー、それぞれ知っていることも考え方も違うなかで意見を出し合って進化していけた、団結力のあるチームでした」と、今季を振り返った。
今後のパフォーマンスチームについては「ファンの皆さまとより一体感のあるパフォーマンスを目指し、パフォーマンスを「見てもらう」のでなく「一緒に楽しむ」というテーマを持ちながら、もっともっと進化していきたいと思っています」と話す。来シーズンはどんなチャレンジで進化した姿を見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。
大切なのは熱い想いと感謝の気持ち。求めるメンバー像
開催が発表された、ホークスパフォーマンスチーム2023年度メンバーオーディション。どのような人材を求めているのか、またメンバーとして活動するにあたって大切にしてほしいこととは。
「ファンの皆さまと一緒にホークスを盛り上げたい! という熱い想いを持った方を求めています。パフォーマンスをする先になにがあるのか。それは、ホークスというチーム、ホークスを応援してくれるファンの皆さまのため、大事な時間とお金を使って野球を見に来てくださっているお客さますべてに楽しかったという思い出になってもらうため。そんな気持ちと、自分を支えてくれるすべての人への感謝の気持ちをもって活動してほしいなと思っています」
オーディションの審査内容については「ダンス審査、特技・自己PR、面接を予定しています。また審査項目に限らず、立ち居振る舞いなども見させていただいております。特技・自己PRは、自由に自分らしさを表現してください。過去には、ウクレレ演奏や、紙芝居をされた方もいたりと本当に自由です(笑)」と話した。
最後に「オーディションでは、自分らしさを精一杯表現していただければと思います。高いダンス力がなければエントリーできないということでは決してありません。少しでも興味をもっていただけたらぜひエントリーしていただけたらと思います。皆さまとオーディション会場でお会いできることを楽しみにしております」と受験希望者へメッセージを送った。
球場におけるメインコンテンツは、言うまでもなく試合そのものだが、試合が行われている時間以外も球場に足を運んだファンが楽しめるよう、各球団さまざまな努力を重ねている。そのうちのひとつ、“球団チア”は試合日の球場内外を盛り上げるのはもちろん、チームがより地域に根付くよう、試合がない日やオフシーズンも各所で活動を行うなど、今やなくてはならない存在だ。ダンスが好き、夢に挑戦してみたい…そんな想いを抱く方、プロ野球チアの世界に飛び込んでみませんか?
「ホークスパフォーマンスチーム 2023年度メンバーオーディション」詳細はこちら
文・池田紗里
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