6月8日、マツダスタジアムで行われた広島と楽天の交流戦2回戦。楽天はエース・則本投手が8回2失点の力投を見せるも、打線が1得点に抑え込まれ、1対2で敗戦。連敗を喫した。
楽天の先発、エース・則本投手は初回から150キロ近い直球とキレのある変化球で広島打線を翻弄。4回裏には1死から二塁打と四球で1死1,2塁のピンチを背負ったものの、広島・松山選手をフォークで空振り三振、広島・野間選手を二ゴロに打ち取り無失点に抑えた。
6回まで則本投手、広島・ジョンソン投手の好投が光り、スコアボードには0が並んでいく。ついに試合が動いたのは0対0で迎えた7回表だった。楽天は先頭の4番・ウィーラー選手が死球で出塁し、続く今江選手が安打でつなぐと、6番・聖澤選手の犠打と7番・ぺゲーロ選手への申告敬遠で1死満塁。そしてここで8番・嶋選手がスクイズをしっかりと決め、先制に成功した。
しかし、直後の7回裏。則本投手が広島・松山選手に逆転2ランを浴び、1対2とリードを許してしまう。その後、1点を追う楽天打線は何とか先頭打者を出してチャンスを作るも、広島救援陣を打ち崩すことができず、そのまま試合終了。広島と楽天の交流戦2戦目は、楽天が惜しくも1点及ばず、1対2で広島に敗れた。
先発・則本投手は8回125球、5安打5奪三振4四球2失点の完投負け。4試合連続で125球以上を投げるエースの意地を見せるも、またも打線の援護に恵まれず。自身3連敗を喫した。
記事提供: