◇北海道日本ハム 阪神と交換トレード
北海道日本ハムの渡邉諒選手、高濱祐仁選手が阪神に、阪神の齋藤友貴哉投手と、江越大賀選手が北海道日本ハムに移籍する。NPB球団のトレードは今オフ初の成立。
齋藤投手は、1995年山形県出身。山形中央高校、桐蔭横浜大を経て、ホンダから2018年ドラフト4位で阪神に入団。一軍では45試合に登板し、1勝2敗、1ホールド、防御率5.01。右投げ左打ち。10月15日の「みやざきフェニックスリーグ」(対日本独立リーグ選抜戦)では、8回に登板し、161km/hをマークした。
江越選手は、1993年長崎県出身。長崎・海星高校では投手兼外野手で甲子園出場はなし。駒沢大に進学後は、1年春から東都リーグに出場した。2014年にドラフト3位で阪神に入団。一軍では、334試合に出場し、打率.189、13本塁打、38打点、23盗塁。
また、18日の「みやざきフェニックスリーグ」では中日と対戦。6対1と勝利を収めた。先発・鈴木健矢投手が7回1失点の好投を見せれば、今川優馬選手が先制2ラン、上野響平選手は3安打猛打賞など、若手の活躍が光った。
◇東北楽天 田中将大投手がWBCへの意欲を示す
田中将大投手が自身のSNSで、「簡単なことではないのは重々承知の上ですが、出場したい」とWBCへの出場を志願。国際経験豊富な右腕には投手陣のまとめ役としても期待がかかる。
◇埼玉西武 松井稼頭央新監督、新任記者会見で所信表明
埼玉西武が、来季のコーチングスタッフを発表。阪神・岡田監督と、広島・新井監督のネクタイの色に感化されたという、ライオンズブルーのネクタイで会見に挑んだ松井稼頭央新監督は、ビジョンとして「育成と常勝」を掲げた。
「一軍選手だけでなく、組織として戦っていくことが大事。選手がメインでやるわけですが、僕たちも一緒になって強いライオンズをつくっていけたら」。
<一軍>
松井稼頭央 監督 (昇格)
平石洋介 ヘッドコーチ(昇格)
豊田 清 投手コーチ
青木勇人 投手コーチ
野田浩輔 バッテリーコーチ
嶋 重宣 打撃コーチ(配置転換)
高山 久 打撃コーチ
黒田哲史 内野守備・走塁コーチ
赤田将吾 外野守備・走塁コーチ(配置転換)
<ファーム>
西口文也 二軍監督
清川栄治 投手総合コーチ
小関竜也 野手総合コーチ兼打撃コーチ
長田秀一郎 投手コーチ
内海哲也 投手コーチ
大石達也 投手コーチ
中田祥多 二軍バッテリーコーチ
荒川雄太 三軍バッテリーコーチ兼ブルペン捕手(新任)
大島裕行 打撃コーチ(新任)
阿部真宏 二軍内野守備・走塁コーチ
熊代聖人 二軍外野守備・走塁コーチ(新任)
鬼崎裕司 三軍守備コーチ(新任)
◇千葉ロッテ 吉井理人新監督は背番号「21」に
千葉ロッテは、吉井理人新監督が記者会見に臨み、現役時代にもっとも長く背負った背番号「21」のユニフォームに袖を通した。
会見のなかで吉井新監督は、「マリーンズのチームカラーは、手がつけられない時は本当に手がつけられないくらい強く、ダメな時は本当にダメ。その差をなくしたいと思っています。安定した力で常勝軍団をつくっていけるようにしたい」と意気込みを語った。
NPBで4球団、MLBで3球団、さらに大学院修士課程とさまざまな環境で吸収してきた叡智をどのような手腕で発揮するか。すでにフェニックスリーグでもベンチ入りしている新指揮官のもとで、マリーンズの逆襲の秋はすでに始まっている。
◇オリックス 西村凌選手に戦力外通告
オリックスはプロ5年目の外野手、西村凌選手と来季の契約を結ばないことを発表した。青森山田高校から社会人野球のSUBARUを経て、2017年ドラフト5位でオリックスに入団。一軍通算108試合に出場し、打率.192、55安打、5本塁打。今季は16試合に出場し45打数6安打6打点にとどまったが、8月30日の東北楽天戦では、9回表に守護神の松井裕樹投手相手に、逆転の2点適時打を放った。
なお、オリックスからは、11月23日(水・祝)に「Bs Fan-Festa2022 supported by DmMiX」開催も公表された。チケットの発売など詳細は、球団HPなどで順次発表される。
◇福岡ソフトバンク 外国人選手が出国
C.スチュワート・ジュニア投手、レイ投手、ガルビス選手がそれぞれ帰国した。来季の去就はまだ発表されていない。
記事提供: