10月20日(木)に予定されている「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」を前に、パ・リーグ6球団の昨年のドラフトを特集。今回は千葉ロッテの指名選手を振り返る。
ドラ1・松川虎生は完全試合をリード。2投手がリリーフで貢献
1位:松川虎生捕手(市和歌山高)
2位:池田来翔内野手(国士舘大)
3位:廣畑敦也投手(三菱自動車倉敷オーシャンズ)
4位:秋山正雲投手(二松学舎大附高)
5位:八木彬投手(三菱重工West)
育成1位:田中楓基投手(旭川実高)
育成2位:速水将太内野手(富山サンダーバーズ)
育成3位:永島田輝斗投手(立花学園高)
育成4位:村山亮介捕手(幕張総合高)
千葉ロッテは高校通算43本塁打の打てる捕手・松川虎生選手を1位で指名。松川選手は春季キャンプをA組でスタートすると、高卒新人捕手としては史上3人目となる開幕スタメンマスクをつかむ。これにとどまらず、4月10日のオリックス戦では佐々木朗希投手とバッテリーを組み、完全試合を達成。高卒ルーキーとは思えないパフォーマンスを発揮した。
一方でシーズン打率.173とプロの壁にぶつかり、出場機会が減った時期もあったが、最終的には76試合に出場。捕手という難しいポジションながら、シーズンを通じて一軍で活躍した。来季は攻守の要としてさらなる飛躍に期待がかかる。
投手陣では、3位・廣畑敦也投手と5位・八木彬投手がリリーフとして存在感を見せた。廣畑投手は3月31日に一軍デビューを果たすと、30試合で防御率4.91をマーク。八木投手は5月15日に1イニング2三振を奪う見事な投球でプロ初登板を飾り、22試合に登板し防御率3.63という成績を残した。
2位の池田来翔選手はオープン戦前の練習試合で猛アピール。シーズンでは4月3日にプロ初安打を放ったものの、11試合の出場にとどまった。しかし、二軍では79試合に出場し、打率.241を記録。来季はシーズン開幕に調子を合わせ、定位置争いに加われるか。
育成4位・村山亮介選手が二軍で3本塁打を記録するなど、将来が楽しみな選手も多い千葉ロッテ。今年はどのような選手がプロ入りするのか。2022年のプロ野球ドラフト会議は10月20日、17時から行われる。
◇2021年ドラフト指名選手の選手名鑑をチェック!
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