10月8日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われた2022年プロ野球ファーム日本選手権。今季イースタン・リーグ優勝を果たした東北楽天は、ウエスタン・リーグ王者の阪神との対戦を制し、2年ぶり2度目の日本一に輝いた。
東北楽天は初回に先制されるも、3回表に相手先発・桐敷拓馬投手を捉え一挙5得点。勢いに乗った打線は5回表にも小郷裕哉選手の2ランなどで3点を加える。投手陣もしっかりとリードを守り、8対2で勝利を収めた。
最優秀選手賞は満塁の好機で逆転打を放つなど、3安打2打点をマークした渡邊佳明選手。優秀選手賞には、先発で6回2失点の好投を見せた松井友飛投手が選出された。
10月10日からは秋季教育リーグである「第19回みやざきフェニックス・リーグ」がスタート。二軍で奮闘する若手たちのアピール合戦に、期待が高まる。
文・丹羽海凪
◇三木肇二軍監督 コメント
「まずはじめに日ごろからたくさんの応援をいただいているファンの皆様、本当にありがとうございます。ファーム日本選手権ではありますが、日本一を達成することができました。
日本一を達成できたことは素直にうれしく思いますが、ここはあくまで通過点というところで選手たちがまた、この経験を活かして一軍の舞台で活躍してくれることが大事になると思います。
しっかりと自分たちのやるべきことをやって戦い抜いてくれた選手たちをまずは褒めてあげたいですね。この後もフェニックス・リーグや来シーズンに向けてチーム全体で成長できるように、努力を積み重ねてまいります」
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