2回までに6得点と絶好の展開も、延長の末に痛恨の逆転負け…

パ・リーグ インサイト

2018.6.7(木) 22:27

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM

6月7日、ナゴヤドームで行われた中日と千葉ロッテのカード最終戦。初回に4点を奪う猛攻で3試合連続で先取点を奪った千葉ロッテだったが、踏ん張り切れず逆転負けを喫する形となった。

試合は初回、千葉ロッテの2,3番が出塁し、4番の角中選手が左前適時打を放ち、良い形で先制点を挙げると、2死2,3塁から6番・井上選手が逆方向へ7号3ラン。中日・吉見投手の立ち上がりを攻めて4点を先制。1回裏に1点を返されるが、2回表に9番・渡邉投手のプロ初安打から好機を作り、角中選手が2点適時打を放って6対1と千葉ロッテが序盤から大きなリードを握る。

大きな援護をもらった渡邉投手だったが3回から5回まで3イニングス連続で失点を喫して6対4と2点差まで詰め寄られ5回を投げ終えて降板。6回から登板した2番手の南投手も1点を失って6対5と千葉ロッテ2点リードのまま試合は終盤へ。

7回表、代打・三木選手の中前適時打で追加点を挙げた千葉ロッテだったが7回裏に再び1失点。7対6と中日の猛追で1点差にまで詰め寄られるが、8回表に角中選手が今日3本目の適時二塁打を放って8対6と再びリードを2点に広げる。

8回裏を益田投手が無失点でつなぐが、9回裏に守護神の内投手が8番・武山選手に2点適時二塁打を浴びて8対8の同点に追い付かれ試合は延長戦へ。

10回表は3人で攻撃を終え、流れが中日に渡ると、その裏にサヨナラ打を喫して痛恨の逆転負け。2回までに6点を奪う絶好の展開となるも、リードを守り切れなかった。

両軍合わせて32安打が飛び出した乱打戦は8対9で千葉ロッテが痛恨のサヨナラ負け。借金完済を懸けた一戦に敗れ、これで借金「2」となった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE