10月2日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第25回戦は、5対3で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発の小島和哉投手は初回、先頭の三森大貴選手にいきなり一発を浴び1点を失う。4回表には柳田悠岐選手にも被弾したが、それ以外は持ち前の安定感ある投球。5回6安打2失点の投球内容で打線の援護を待つ。
一方の打線は、相手先発・板東湧梧投手に対し再三好機をつくりながらも、あと一本がでず。2対0のまま試合は後半へ突入した。
6回表から代わった岩下大輝投手が中軸を3者凡退に抑え、勢いを呼び込む。打線は6回裏、2番手・泉圭輔投手から安田尚憲選手の二塁打などで1死1、2塁の好機をつくると、続く山口航輝選手の試合をひっくり返す16号3ランで逆転に成功した。
7回表は東條大樹投手が無失点に抑える。すると直後の7回裏には2四球で1死1、2塁とし、中村奨吾選手、安田選手の連続適時二塁打で2点を追加。8回表には1点を返されたが、9回表をオスナ投手が締め、試合終了。
勝利した千葉ロッテは、山口航輝選手が殊勲の逆転弾。投手陣も最少3失点に抑え、シーズン最終戦を白星で締めくくった。シーズン成績は69勝73敗1分で、最終順位は5位に終わった。
一方、「M1」としながらも敗れた福岡ソフトバンクは、2本塁打で序盤はペースをつくりながらも、投手陣が粘れず。終盤には意地を見せたが、3点差が重くのしかかった。オリックスが勝利したため、目前で優勝がこぼれ落ちた。
123456789 計
ソ 100100010 3
ロ 00000320X 5
ソ 板東湧梧-●泉圭輔-甲斐野央-嘉弥真新也-津森宥紀-大関友久
ロ 小島和哉-○岩下大輝-東條大樹-小野郁-Sオスナ
文・小野寺穂高
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