【ファーム】投手陣が崩れた福岡ソフトバンクが敗戦。今季2位が確定

パ・リーグ インサイト

2022.9.30(金) 21:48

福岡ソフトバンクホークス・水谷瞬選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・水谷瞬選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月30日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第29回戦は、5対7で福岡ソフトバンクが敗戦。マジックを「2」としていた阪神が勝利したため、2位で順位が確定した。

 福岡ソフトバンクの先発・C.スチュワート・ジュニア投手は、不安定な立ち上がり。初回に安打と四球で1死1、3塁のピンチを招くと、暴投と適時打で2点を失う。さらに2死1、2塁から、桂依央利選手に2号3ランを浴び、この回を投げ切ったところで降板。1回36球3安打2四球1奪三振5失点の投球内容だった。

 一方の打線は2回裏、リチャード選手の二塁打などで2死3塁の好機をつくると、暴投でランナーが生還し、1点を返す。さらに5回裏、先頭の水谷瞬投手が安打で出塁。続く渡邉陸選手がライトへの4号2ランを放ち、3対5に。6回裏には、2死1、3塁から水谷選手が適時打を放ち、1点差に詰め寄る。

 投手陣は2回表から3イニングを杉山一樹投手が無失点投球。5回表からは、フェリックス投手が登板し、2イニングを無失点に抑える。7回表から登板した重田倫明投手が2点を失うも、8回表から2イニングを椎野新投手が無失点でつなぎ、打線の反撃を待つ。

 しかし打線は、9回裏に中谷将大選手の犠飛で1点を返すのが精一杯。2点差に詰め寄るも後続がつながらず、悔しい敗戦となった。

 福岡ソフトバンクは、スチュワート・ジュニア投手が乱調。救援陣が粘りの投球も、打線が反撃しきれなかった。水谷瞬選手が2安打1打点の活躍、渡邉陸選手が2打点の活躍を見せている。

  123456789 計
中 500000200 7
ソ 010021001 5

中 ○橋本侑樹-竹内龍臣-佐藤優-田島慎二-Sマルク
ソ ●C.スチュワート・ジュニア-杉山一樹-フェリックス-重田倫明-椎野新

文・谷島弘紀

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