交流戦初のカード勝ち越しへ。岸孝之は勝利まであと1人で痛恨の被弾を喫した前回のリベンジなるか

パ・リーグ インサイト

2018.6.7(木) 09:31

東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)PLM

6月7日、東京ドームで行われる巨人と楽天のカード最終戦。6日の試合ではドラフト1位ルーキーの近藤投手を援護できず、5日に続く連勝とはならなかった。今季の交流戦で初となるカード勝ち越しを決めておきたい楽天にとって、重要な一戦となる7日の試合の見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
巨人→1勝1敗、楽天→1勝1敗

【巨人】鍬原投手 1試合、0勝1敗 5回、7奪三振、3失点 防御率5.40
【楽天】岸投手 9試合、4勝1敗 69回、61奪三振、16失点 防御率1.83

楽天の先発は岸投手。前回登板の横浜DeNA戦では完投勝利まであと1人という状況まで迫りながら、筒香選手に痛恨の一発を浴び、勝利目前で白星を逃す結果に。今季は抜群の安定感を見せて不振にあえぐチームを引っ張っている岸投手。ちょうど10年前、快投を見せて日本シリーズMVPに輝いた地でもある東京ドームで、横浜での悪夢を払拭するようなピッチングを披露したいところだ。

楽天野手陣ではウィーラー選手に注目だ。ここまで4本塁打にとどまるなど決して本調子とは言えないが、6日の試合では3安打猛打賞を記録して復調の兆しを見せ始めている。同じく開幕から苦しんでいた銀次選手やぺゲーロ選手が徐々に調子を上げつつある中、主砲としてこのまま取り残されたくはないところ。周囲からの人望も厚いムードメーカーは、7日の試合で持ち前のパワーを再び発揮することができるだろうか。

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