6月7日、マツダスタジアムで行われる広島と北海道日本ハムの交流戦第2戦。6日の試合では上沢投手が8回2失点の熱投を見せたが、守護神のトンキン投手が崩れて痛恨のサヨナラ負けを喫してしまった。5日の試合が雨天中止となったこともあって2連戦の最終戦となるこの試合で、悪い流れを払拭しておきたいところ。連戦の第2ラウンドとなる、7日の試合の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
広島→1勝0敗、北海道日本ハム→0勝1敗
【広島】中村祐投手 6試合、3勝3敗 34.1回、21奪三振、21失点 防御率5.24
【北海道日本ハム】マルティネス投手 9試合、5勝4敗 65回、34奪三振、23失点 防御率2.77
北海道日本ハムは雨天中止となった5日の試合で先発が予定されていたマルティネス投手を、7日のマウンドに改めて送り出す。今季早くも5勝を挙げて防御率も2.77と、来日1年目から瞬く間に日本の野球に適応して結果を残しているマルティネス投手。9回途中3失点の好投を見せて勝ち投手となった5月29日の巨人戦に続き、自身初となる交流戦の舞台でもその実力と順応性の高さを見せ付けられるだろうか。
打線では中田選手に注目だ。6日の試合で先制タイムリーを放ったというだけでなく、交流戦に入ってからは3割を超える打率を残すなど状態も上向いている。交流戦が現行の形式となってからは、パ・リーグのチームが自らの出身地でもある広島で試合を行う機会は、2年ごとにわずか3度のみと大幅に少なくなっている。好調を持続させる主砲にとって幼少期を過ごした地での試合となる一戦で、これぞ4番という豪快な一打を披露したいところだ。
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