ドラ1右腕の初登板は5回途中2失点で黒星。打線に元気なく楽天連勝ならず

パ・リーグ インサイト

2018.6.6(水) 21:48

東北楽天ゴールデンイーグルス・ウィーラー選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・ウィーラー選手(C)PLM

6月6日に東京ドームで行われた巨人と楽天の一戦。プロ入り初のマウンドに上がった楽天のドラフト1位ルーキー・近藤投手は奮闘したが、打線がルーキーを援護することができず。チームは接戦を落としてしまい、昨日に続く連勝とはならなかった。

楽天はドラフト1位ルーキーの近藤投手が、プロ初登板初先発。快速球を武器とするチーム期待のゴールデンルーキーは、前日の古川投手に続いて、記念すべきプロ初勝利を手にすることができるか。対する巨人の先発は、今村投手である。

近藤投手は初回に1死2塁のピンチを背負うと、ゲレーロ選手に先制弾を浴びて2点を失う立ち上がり。さらに3回裏にも1死満塁の大ピンチを背負うが、後続を断ってこれ以上の追加点は許さず。2回以降は立ち直り、6安打3四球と全てのイニングで走者を背負いながら、粘りのピッチングを披露した。

5回のマウンドにも上がった近藤投手は、1死2塁の場面で緊急降板。後を受けた青山投手、池田投手は無失点でつなぐも、打線が巨人の先発・今村投手攻略の糸口をつかめず。8回裏には4番手の高梨投手が3点目を奪われ、3点差となった。

9回表、1点を返し、一発が出れば逆転という状況を作ったものの、代打が倒れて試合終了。巨人と楽天のカード2戦目は、3対1で巨人が勝利を収めた。

先発の近藤投手は5回途中2失点と奮闘したが、打線の援護なくプロ初登板は黒星という形で終わった。打線は6安打を放ちながらつながりを欠いて1得点。交流戦で初となるカード勝ち越しはお預けとなった。

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